こんにちは。株式会社DrecomでAI推進を担当しているAI部の吉富です。

本記事では、私たちDrecomが全社的なAI活用を促進するために行っている、イベント運営ツール環境整備という2つの軸での取り組みをご紹介します。

AIを一部の専門部署だけでなく、全社員が当たり前に使いこなすカルチャーをどう醸成していくか、少しでも参考にしていただける部分があれば幸いです。

1. 事例の横展開と相談の場を創出する「AI DAY」

まず、ソフト面でのアプローチとして、隔週で「AI DAY」という社内イベントを開催しています。
このイベントの主な目的は3つです。

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こんにちは、AI部の川口です。私はグループ会社のスタジオレックスから出向しておりまして、今回は、スタジオレックスの「ぼくとドラゴン(ぼくドラ)」 でテスト運用中の「分析用データ取得BOT」についてご紹介します 。
これまでデータエンジニアに都度依頼が必要だった分析データの取得を、AIの力で誰でも簡単に、そして迅速に行えるようにしたこの取り組み。開発の背景から、直面した課題、そしてAIと上手に付き合うための運用ノウハウまで、お伝えできたらと思います。 続きを読む

ドリコムが描くひととAIで繋ぐ新たなエンターテインメントの姿

ドリコムAI部 國安です。ドリコムのAI活用に関する連載を当ブログでお届けしていきます。今回はドリコムのAI活用に関わる全体像をお話いたします。

ドリコムは、モバイルゲーム開発で培った実績を土台に、総合的な「エンターテインメントコンテンツ企業」へと進化を遂げようとしています。ゲーム、出版、映像、物販・イベントといった多様な領域を網羅し、グローバルにコンテンツを提供することを目指します 。

この変革の核となるのが「IP×テクノロジー」戦略であり、その推進力としてAIの活用が不可欠だと位置付けています。AIは、私たちのあらゆるエンターテインメント事業におけるイノベーションの鍵となります。

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こんにちは、Crypto部エンジニアの山﨑です。
本記事は ドリコム Advent Calendar 2024 の24日目の記事としてお届けします。 今回は、最近取り組んでいるWeb3ゲームについて、その可能性と課題についてお話ししたいと思います。 続きを読む

はじめに

こんにちは、サーバーサイドエンジニアの小林です!
普段はRuby on Railsを中心に開発を進めていますが、最近Rustに挑戦し始めました。Rust歴はまだ一ヶ月半ほどですが、所有権や借用といった独特な概念に苦戦しながらも、少しずつ書けるようになってきました。
しかし、Rustを実際にwebアプリケーション開発へ取り込むとなると「どう書くのがRustらしいのか」「効率よく、拡張性ある形でコードベースを継続させるには?」といった疑問が浮かんできます。
そこで、「ただ動けば良い」ではなく、Rustのベストプラクティスを知りたいと思い、「Awesome Rust」に目を向けました。
このリポジトリには、さまざまな分野のRustプロジェクトがまとまっており、非常に参考になります。

今回は、Awesome Rustの中からWebプログラミングに関連するプロジェクトを調査し、得られた知見を共有します。Rust初学者がWebアプリケーションを開発する際の参考になれば幸いです。
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