今年の春頃から、周囲のランニング勢に勧められて、ランニングを始めています。正直運動なんて死んでもやりたくないと思っていたんですが、ストレス解消や健康に良いとの事だったので試しにやってみたら、見事にハマったというお話しです。
ヘルシープログラマは健康をソフトウェアに例えて、運動や簡単なエクササイズをユニットテスト、体質改善(ダイエットや生活習慣)をリファクタリングとして、イテレーティブ/インクリメンタルなアプローチで健康になろうという趣旨で、不健康なハッカーが幸福で生産的なプログラマになる為のガイド本です。
ただし、本書はどちらかというとダイエットや腰痛等の職業病、かなりライトなエクササイズが中心の内容で、スポーツとしての運動を始めるには別の文献を当たるほうが良い印象です。
本書の内容をベースに、ランニングに必要なツール(シューズなど)の購入を進めました。
自分はadidasの(会社の界隈の人に教えてもらった)おすすめのシューズを購入しました。履き心地が気になったので、公式ショップの店頭で試し履きをした上での購入です。ランニングシューズであれば、どのメーカーだろうが大きな違いはないかと思います。違いが出たとしてもランニング/陸上ガチ勢にしか影響はないですし、初心者はどれでも大した差はないでしょう。 また、自分は記録厨なので、走った距離・ペース・心拍数・ルートのデータを記録してモチベ維持したい欲求がありました。もともとロードバイクが趣味でGARMINのGPSウォッチを持っていたのでこれを利用しています。
もしランニングだけであれば、ForeRunnerシリーズが良いかもしれません。
こちらもランニングシューズ同様、心拍や距離を計測できるものであれば、大きな違いはないと思います。
始めた当初は3分も走れなかったのですが、練習を続けるにつれて走れる時間がだんだん長くなっていき、半年程で2時間歩く事なく走れる位になりました。ですので、最初はウォーキングだけでも良いので、無理せず徐々に体を鳴らしていくのが良いと思います。
また、ランニングを始めた頃は、ただ走っているだけで見慣れない景色を見れて新鮮なのですが、慣れてきたりルートが固定だと段々手持ち無沙汰になってきます。そこで音楽やPodCastを聴き「ながらランニング」をするようになりました。
なお、コースによりますが、ランニング中に人や自転車とすれ違う事が結構あります。完全に耳を塞ぐタイプのイヤホンだと接近に気が付きにくい場合があるので、骨伝導イヤホンを購入しました。ランニング中は結構汗をかくのでこちらのタイプの方が汗で耳が不快にならず、気に入っています。
今考えると大それた事だと思うのですが、ランニング=マラソン という安易な考えから、マラソンの完走を目標にしました。
直近でエントリー可能なマラソンを調べた結果、横浜マラソンがエントリーできそうだったので横浜マラソンの完走を目標に設定しました。
なお、大会を探している人にはランニング愛好家のポータルサイトのRUNNET(https://runnet.jp/) がおすすめです。開催地や開催日で検索する事ができるので、簡単に大会を検索やエントリーをすることができます。
このサイトを利用して驚いたのが、都内だとかなりの数の大会がほぼ毎週開催されている事です。おそらく首都圏では大会に困ることはないと思います。
結果は結論から言うと27キロ地点で関門を突破できずリタイヤとなりました。なお、自分もマラソンのルールを調べるまで知らなかったのですが、マラソン大会には「関門」と呼ばれるコース途中のポイントがあります。大会により制限時間が異なるのですが、指定された制限時間以内にこの関門を突破できなければ、その場で失格となり、参加者は収容車に回収されていきます。
関門の地点で収容車に連行されスタート地点まで移送されていきます。 Garminのランニングアプリのレポートは以下です。 残念な結果でしたが、リタイヤの悔しさをバネに、次回完走を目指したいと思います。
エンジニアと健康
エンジニアの健康といえば「ヘルシープログラマ」をまず思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。長時間座ったまま仕事を続けるプログラマには、腰痛、手首の痛み、目の痛みや頭痛がつきものです。少しの間イスから立ち上がったり、食生活を意識したり、体重などの数値を計測するなど、生活習慣を変えるだけで健康状態は改善します。健康問題はよく話題に上がるトピックで生活の質に直結する為、エンジニアにとっての健康は重要なトピックです。
ヘルシープログラマ より
ヘルシープログラマは健康をソフトウェアに例えて、運動や簡単なエクササイズをユニットテスト、体質改善(ダイエットや生活習慣)をリファクタリングとして、イテレーティブ/インクリメンタルなアプローチで健康になろうという趣旨で、不健康なハッカーが幸福で生産的なプログラマになる為のガイド本です。
ただし、本書はどちらかというとダイエットや腰痛等の職業病、かなりライトなエクササイズが中心の内容で、スポーツとしての運動を始めるには別の文献を当たるほうが良い印象です。
開始前のイメトレ
「走れ」という周囲の圧がきっかけではあったのですが、色々ネットの情報を調べているうちに興味が出てきたので以下の書籍を読んでイメージをつかみました。 ランニングを始めるにあたっての必要な情報がわかりやすく解説されていて非常に参考になりました。あとマンガ形式なのでサクッと読めてハードルが低いのもよかったです。本書の内容をベースに、ランニングに必要なツール(シューズなど)の購入を進めました。
事前準備
ランニングを始める際、一番最初にすべきことはランニングシューズを用意することです。「走る」という行為は足への衝撃が非常に強く、スニーカー等のランニング専用ではない靴で走ると、足や膝への負担が大きく、ケガの原因になります。実際少しのランニングでも、通常のスニーカーで走るとすぐ足が痛くなるので、ランニングシューズなしにはランニングは無理だと実感しました。自分はadidasの(会社の界隈の人に教えてもらった)おすすめのシューズを購入しました。履き心地が気になったので、公式ショップの店頭で試し履きをした上での購入です。ランニングシューズであれば、どのメーカーだろうが大きな違いはないかと思います。違いが出たとしてもランニング/陸上ガチ勢にしか影響はないですし、初心者はどれでも大した差はないでしょう。 また、自分は記録厨なので、走った距離・ペース・心拍数・ルートのデータを記録してモチベ維持したい欲求がありました。もともとロードバイクが趣味でGARMINのGPSウォッチを持っていたのでこれを利用しています。
もしランニングだけであれば、ForeRunnerシリーズが良いかもしれません。
こちらもランニングシューズ同様、心拍や距離を計測できるものであれば、大きな違いはないと思います。
スモールに始める
初心者にとっては、いきなり長い距離や早いペースで走るのは避けた方が良いです。例えば5分走って5分歩く、など、走ると歩くを繰り返し、徐々に走れる時間を増やしていくなどです。始めた当初は3分も走れなかったのですが、練習を続けるにつれて走れる時間がだんだん長くなっていき、半年程で2時間歩く事なく走れる位になりました。ですので、最初はウォーキングだけでも良いので、無理せず徐々に体を鳴らしていくのが良いと思います。
進捗を記録し楽しむ
スマートウォッチをつけて走るとランニング結果(距離やペース、時間など)を記録する事ができるので、進捗や達成感が得られるのでモチベが維持できます。純粋にスピードや距離が徐々に伸びていくのが数字で把握できるので楽しいです。また、ランニングを始めた頃は、ただ走っているだけで見慣れない景色を見れて新鮮なのですが、慣れてきたりルートが固定だと段々手持ち無沙汰になってきます。そこで音楽やPodCastを聴き「ながらランニング」をするようになりました。
なお、コースによりますが、ランニング中に人や自転車とすれ違う事が結構あります。完全に耳を塞ぐタイプのイヤホンだと接近に気が付きにくい場合があるので、骨伝導イヤホンを購入しました。ランニング中は結構汗をかくのでこちらのタイプの方が汗で耳が不快にならず、気に入っています。
目標を決める
ランニングを始めてしばらくたつと、ちょっとした大会にでたいという欲求が出てきました。ただ漠然と走っているよりも、距離や時間等の何かしらの目標があると、モチベ維持にもつながります。今考えると大それた事だと思うのですが、ランニング=マラソン という安易な考えから、マラソンの完走を目標にしました。
直近でエントリー可能なマラソンを調べた結果、横浜マラソンがエントリーできそうだったので横浜マラソンの完走を目標に設定しました。
なお、大会を探している人にはランニング愛好家のポータルサイトのRUNNET(https://runnet.jp/) がおすすめです。開催地や開催日で検索する事ができるので、簡単に大会を検索やエントリーをすることができます。
このサイトを利用して驚いたのが、都内だとかなりの数の大会がほぼ毎週開催されている事です。おそらく首都圏では大会に困ることはないと思います。
横浜マラソン
横浜マラソンを目標に設定し、数ヶ月の練習の後に横浜マラソンに参加しました。参加者は28,000人で一番後ろの位置からのスタートです。ルートの至る所で応援やチアリーダーが居て声援を送ってくれるのは新鮮でした。結果は結論から言うと27キロ地点で関門を突破できずリタイヤとなりました。なお、自分もマラソンのルールを調べるまで知らなかったのですが、マラソン大会には「関門」と呼ばれるコース途中のポイントがあります。大会により制限時間が異なるのですが、指定された制限時間以内にこの関門を突破できなければ、その場で失格となり、参加者は収容車に回収されていきます。
関門の地点で収容車に連行されスタート地点まで移送されていきます。 Garminのランニングアプリのレポートは以下です。 残念な結果でしたが、リタイヤの悔しさをバネに、次回完走を目指したいと思います。
まとめ
2024年、なんとなく始めたランニングですが、実際にやってみると面白さが理解できてハマりました。 ランニングは初心者でも無理なく取り入れられるシンプルで効果的な運動です。まずは短い距離から、少しずつ習慣にしていくことで、健康とフィットネスの向上を実感できます。自分のペースを大切に、楽しみながら、ランニングライフをスタートさせてみてはいかがでしょうか?おまけ: 持っていてよかったもの
必須アイテムのランニングシューズと紹介があったウェアブルデバイス以外で、ランニング時にあってよかった物を最後に紹介します。Audible
ランニングを始めた頃は、音楽を聞いていたのですが気分はノルのですが、だんだん飽きてきてAudibleでオーディオブックを聞く様になりました。また、オーディオブックはどこでも聞けてしまうので、ランニング中にしかオーディオブックを聞かないというルールを設定して、ランニングのモチベーションを上げています。 最初はビジネス書を聞いていたのですが、図やリストでの説明の言及が思ったより多く、ランニング中に聞くには不向きで、最終的に小説を聞く様になりました。最近は、「ランニング中に聞く為のオーディオブック」ではなく、「オーディオブックを聞く為のランニング」という様に、目的が逆転しつつあります。特に面白い(続きが気になる)オーディオブックがあると、ランニングをするモチベーションがあがるのでおすすめです。ランニングポーチ
ランニング中は汗をかなりかくので、暑い時期は水分補給が大切です。コンビニや自動販売機のところでしか水分補給ができないのは面倒なので、飲み物を携帯できるようランニングポーチを購入しました。価格も安く手に入り、財布や携帯も手ぶらやポケットを圧迫せずに持ち運べるのでかなり満足度が高いです。