こちらの記事はErlang&ElixirFest2019にドリコムが協賛いたしましたので、イベントに関しまして記事を書かせていただきます。

はじめに

はじめまして、enza のプラットフォーム開発のサーバサイドを担当している橘田(hayabusa333)です。
最近はHCLなどを書いてインフラ作業をしております。 この度、2019年6月1日にErlang&ElixirFest2019が開催されました。
ドリコムは2018年に続きまして今年もGOLD SPONSORSとして協賛いたしました。
またドリコムではElixirをプロダクトで使用しており、今年もセッションにて大原 常徳とne_Sachirouが発表いたしました。
上記の二人のセッションについてと、任天堂 ネットワークシステム部 渡邉大洋様のセッションについて紹介させていただきたいと思います。

DDD: Data Driven Development

Elixirでは関数型由来の機能がすくないことが説明されております。
Haskell・Lisp・Cloujure・Reactなどでは言語自体にFunctional Programmingを支える機能がありますが、Elixirではその機能は存在しておりません。
Elixirはこのような環境ですがいかにしてFPを楽しく使っていくかが説明されていきます。 そこで、ne_Sachirouさんはデータをいかにして育てていくかについて言及されておりました。
そのためタイトルがData Driven Developmentっとなっているようです。 ご興味のある方は是非ともスライドの方も確認していただければと思います。

Serverless BEAM with FaaS

サーバーレスアーキテクチャの歴史と利点から説明が行われ、スケールし費用が安いところが挙げられております。
費用に関してはメモリやCPIごとの費用の対比図もあり、とても参考になるスライドとなっております。 サーバレスアーキテクチャの長所と短所の次は、サーバーレスアーキテクチャを動かす方法と運用に関しての話が続きます。
AWS Lambdaを使用しどのように作成を行い、運用していくにあたってはリレーショナルデータベースのコネクション数の上限がネックになるなどの説明がありました。 また現状の状態としてデプロイメントに難があり、サーバレスElixirは未成熟な領域があるが今後の発展性もあるっという内容で締めくくられました。

Erlang/OTP と ejabberd を活用した Nintendo Switch(TM)向け プッシュ通知システム 「NPNS」の 開発事例

最後にKeynoteとして任天堂 ネットワークシステム部 渡邉大洋様のセッションがありました。
Swithを作成するにあたってのプラットフォームの要求の高さ
それを実現するための技術選定から始まり、問題の連続
その問題をいかにして1つ1つ丁寧に解決していった話が進められていきました。 また実際にリリースとなった後の運用中の不具合の芽に関しての初動から解決に至るまで、エンジニアとして初心に帰り意識して取り組まなければいけない、とても大切なことを思い出さす内容となっておりました。 是非ともこのスライドには目を通していただきたいと思い、紹介させていただきました。

最後に

いかがでしたでしょうか?
上記以外にも盛りだくたんの内容で開催されたErlang&ElixirFest2019ですが雰囲気を感じ取ることはできたでしょうか。
Erlangについて、Elixirについて少しでも興味を持っていただけたでしょうか。
興味の湧いた方は是非是非Erlang&Elixirに触ってみてください。 ドリコムではErlang&Elixirに興味があるエンジニアの方も募集しております。
ご興味のある方は下記のリンクから応募が可能です。
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