これはドリコム Advent Calendar 2017 5日目です。
4日目は木崎さんによる、失敗は成功のもとであるということ です
こんにちは。2017年4月に新卒で入社した田島と申します。
学生時代はアニメ背景やイラストなどの仕事しており現在は海外向けのソーシャルゲームのバナー画像やグラフィック関係のデザインなどのお仕事をしております。
今回は私が月に2~3作品程度のペースで、 業務外に行なっているイラストの練習法について記載しようと思います。
成果物
まず今回描いたものがこちらになります。
クリスマスといえば美味しいお肉!と思いお肉を描きました。
今回はお肉のイラストができる過程について記載していきます。
実際の写真との比較
下書き
使用ツールはPhotoshopになります。
まず大まかなあたりをつけます。
実は最初のあたりをつけるのがとても大事です。
この作業を雑に行うと後々ズレがおきたりしてまたあたりをつけ直す事になるのでしっかり測って描いていきます。
次に色を置いていきます。
この時に描きやすいように物ごとにレイヤー分けを行います。
・葉っぱ
・肉
・わさびと塩
・皿
・板
・箸置き
・テーブル掛け
・コップ
・机
のレイヤーで描き進めていきます。
レイヤーを分けておくと最後の加工作業が楽になったり、肉の影や木目を描く時にはみ出しなどを気にしなくて良いのでオススメです。
あたりつけやレイヤー分けは最初のうちに整えないと後々どんどん描きづらくなってくるのでしっかり整理しておきましょう。
お肉をひたすら描く
あたりをつけたらどんどん書き込んでいきます。
元の写真を見ながら色を乗せて密度を上げていきます。
胡椒などハイライトが強めなものは黒を塗った後にハイライトの白を乗せてるだけでそれっぽく見えたりします。
背景を整える
次に背景を描いていきます。
背景ぼかすので一旦雑に描きます。
ぼかしブラシなどで直接ボケている状態を描き、その後に更にフィルターでぼかしていきます。
ここから更に背景を調整していき完成させます。
全体のメイキング
全体の流れをまとめたものがこちらになります。
少しづつ完成していくのが分かり見ていて楽しいです。
まとめ
実際に模写をしてみるとゲーム内のアイテムなどイラストを描く時にどこにどの色を置いたらそれらしく見えるかなどがすぐにわかるようになります。
経験も積まれ筆のスピードも早くなります。
私自身模写をする事で確実に画力スピードがあがりました。
模写をする事で学べることが沢山あるので是非みなさんも試してみてください。
完成品を人に見せて写真と思われたら心の中でガッツポーズしましょう!