はじめまして、ドリコムサマーインターン2019に参加したy-shikaです!

ARマップ生成ライブラリ「AROW」開発チームで2週間Unityエンジニアとして、就業した話をインターン選考プロセスなんかも交えながら話していきたいと思います!



AROWとは

位置情報と3DリアルマップによるARスマートフォンアプリ構築プラットフォーム。
ゲーム等スマートフォンアプリの開発で活用できる3DマップデータとPOIデータの提供をしています。
Unityに対応しており、開発者登録をしてすぐに試すことができます!

https://arow.world/ja/
https://www.drecom.co.jp/pr/2018/08/20180827.php
https://tech.drecom.co.jp/first-half-activity-report/

インターン選考

初めてドリコムと関わりを持ったのは、在学中の大学院で開催された採用イベントでした。そこではドリコムがやってる事業や概要を聞き、人事の方とはグループで話す形式だったため深い話はそんなにできませんでした。

後日東京でサポーターズさんの1on1面談イベントがあり、そこでは人事の方に加えてエンジニアの方もいらっしゃったのでがっつりと面談をしていただきました。

ゲーム事業だけではないといったところなどに魅力を感じて、サマーインターン選考に応募しました。選考自体は現場社員の方との面接(電話)一回のみでした。(ES選考あったかは忘れました、すいません)

その後電話で無事合格との報せを頂き、行きたい部署をクライアントサイドかライブラリ開発で選ばせて頂きました。他社インターンでクライアントサイドは経験する予定だったのでライブラリ開発を選択し、「AROW」開発チームでのインターンが決まりました。

インターン事前課題(?)

事前課題といった程堅苦しいものではないですが、今回のインターンがライブラリ開発なので、インターン当日までにライブラリを実際に使って欲しいとの連絡を頂きました。 なので当日までにUnityで「AROW」のサンプルシーンを動かしたり、SDKの見える部分をコードリーディングしたりしました。

インターンでやったこと

インターンで取り組んだのは題名にもあるように「DOTS検証」です。 DOTSとはUnityが今後推していくであろう基盤技術の一つで、今年のUnite TokyoでもいくつかDOTSに関する講演がありました。

簡単に言うと大量のオブジェクトを効率よく扱って、パフォーマンス良くゲームを作るための機構です。 「AROW」では地図データから建物や道などのオブジェクトを大量に生成するためDOTSと相性が良く、導入することでパフォーマンス向上が大いに期待できそうです。

個人的にもDOTSに興味があったため、検証といった形で2週間DOTSの勉強からどうやって「AROW」に組み込むのかなど考えていきました。
具体的なことは成果発表のスライドを見ていただくのがわかりやすそうなので置いておきます。


おわりに

検証タスクをやらせて頂いたため、皆さんに使っていただけるような機能やコードを開発したわけではありませんでしたが、「DOTS」への理解をだいぶ深めることができた2週間でした!(近々どこかで今回得た知見を記事にまとめるかもしれません)

またインターン期間中良かったことは
  • 毎日お昼ご飯をご馳走してもらえる!(しかも毎日違った社員の方とセッティングしてくれる)
  • 近くのホテルを取って頂いたため、業務時間外も時間を作ることができた
  • 話してみたい社員の方との面談をたくさんセッティングしてもらえる
  • 伸び伸びと研究みたいな感じで業務をやらせてもらえた
といった感じです。

ちなみに他社インターンと一番違うと思ったところは、インターン生ごとに内容からスケジュールまでフィッティングしてくれるということです。(実際今年のインターン生は4名と聞きましたが、同じスケジュールの子はいませんでした)

あとは部署にもよるとは思いますが、ある程度自走性は求められる気がします。 けどそれはやりたいことがある方にとっては、伸び伸びと業務をできるということなので個人的にはおすすめです!