これは ドリコム Advent Calendar 2018 の19日目です。

18日目は、村松さんで映画作りをアジャイルっぽい作り方したヨ~メイキング~ でした。

はじめに

はじめまして、enza のプラットフォーム開発のサーバサイドを担当している橘田です。

またスクラムマスターとしてスプリントが良い形でまわる様に動いております。

今回の記事に関しましてはドリコムに来る前からスクラムマスターとして行なってみた取り組みに関しまして共有していきたいと思います。

ニコニコカレンダー

組織/チームの士気やメンバーの気持ちを見える化するツール

悪かった点

・つけるのをよく忘れる

・チームのメンバー次第ですが良くも悪くもないという中間地点の結果というものをつけやすい

改善点

・個人の状況を見える化するよりは、ストーリーごとの気持ちをつけるなどするべきであった。

・上記を行なってすぐにキャッチアップを行なって信頼感を醸成する必要がある。

結果

チームとしてはニコニコカレンダーはやめてしまいました。

改善点に関する内容は、まだ私はどこのチームでも試せていない状態ですので試してみたいとは考えております。

タスクへのドット付け

作業中のタスクに毎日新しいドットマークをつける。

ドットマークが多い場合には何かしらの問題が発生している可能性がある。

良かった点

・ボトルネックのタスクが一目でわかり話の場に上がりやすくなる

悪かった点

・ボトルネックの内容が外部が関係している場合にその先の手が打ちにくい

結果

チーム内部のボトルネックの解消として、困っているタスクなどを早めに手助けできる様になりました。

悪かった点として外部にボトルネックになってしまった点がありますが外部の気質もあり改善できなかったのが心残りとなります。こちらは改善できればさらに良かったなっという風に感じています。

二次会

デイリースタンドアップで議論が白熱や脱線した場合に必要な人だけで後で会を開いてもらうように誘導する

良かった点

・デイリースタンドアップの時間を短くまとめることができた

・必要な人を必要な場所に集められる

結果

二次会に関しては一番長く続き、チームの行動として定着しました。

アジャバック

スクラムマスターとして付箋・ペン・ノート・スケッチブック・お菓子などを持ち歩くことが多いです。必要なものを1つに纏めて持ち運べる様にカフェバックに入れて持ち運んでおりました。

良かった点

・移動時にバックを持つだけで瞬時に動くことができる

・必要なものが集まっている安心感

悪かった点

・チームのアジャイルのレベルによっては持ってしまうと持っている人に頼ってしまう雰囲気が醸成されてしまう

結果

個人としてはとても便利でしたが、チームの成熟度をあげていくにあたっては誰かに頼ってしまうなど問題がありました。

そのためチームの成熟度に合わせて使用するか使用しないかを考えて持ち運びを行なっていました。

まとめ

上記を含めて多くのプラクティスを試してきましたが良い結果になったものもあれば、結果が出ないものもありました。

この記事をご覧になった方の何かしらの役に立ち、上記のプラクティスを試してみたいと思っていただけたのなら幸いです。